我が家の長男は現在18歳です🧑
元気に生まれ、元気に育っておりますが妊娠初期の時にとてもショックなことがありました。
原因不明の股関節の痛み
当時、私の年齢は26歳。股関節に原因不明の痛みがありひどい時には歩行も困難で総合病院にて検査や経過観察の最中でした。
MRI・CT・骨シンチ🩻という初めての検査も受け、結果は「股関節のあたりに何らかの炎症がある。」そんなぼんやりした診断で原因はよくわからず…でも激痛は座った時もあり、寝ていても寝返りを打つたびに激痛、くしゃみをしようものなら患部に激痛が走り動けなくなるほど。
原因がわからなかったので病院からはとりあえずステロイドの入った炎症を抑える薬💊(18年も前なので薬の名前は忘れました)を処方されることになりました。
今までずっと健康体だったので薬とも無縁で、ステロイドの入った薬というのもよくわかっていませんでした。ですが、症状を心配していた両親が旦那と共に診察に同席しており薬の説明を受けている時に母が強いステロイドの入っている薬を心配して説明を聞き直しており「副作用関係も大丈夫なんですか?」と聞く姿を見て自分の今後が心配になったのを覚えています。
「出産は無理でしょう。」の言葉にショック
薬が合ったのか痛みがおさまり、安心した数ヶ月後にまたあの痛み✴
そのタイミングの時にちょうど生理が遅れ、レントゲンを取るのにも確認が必要と検査をしたところ妊娠がわかりました。
喜ばしいことなのですが、自分の痛みの状況もあり複雑な心境のまま総合病院だったので産婦人科に案内され診察を受けました。今でも忘れない診察後の先生の言葉。
先生「まだ小さいですけど妊娠してますね。」
私「そうですか。現在足がこんな状況なんですけど不安があって大丈夫ですかね。」
先生「出産は無理でしょ。こんな状況じゃ(笑)。」
え?思考が停止しました。
先生はその後も話し続け、股関節が痛くて動けないし足を開くことが出来ないのであればまず出産は無理。妊娠していたらステロイドの薬も飲めないし……(他にも何か言ってましたがあまり覚えておらず)今後のことも次回までに決めてきてください。というのをボーっとした状態で聞き診察室を後にしました。
罪悪感
診察室を出た後は頭が追いつかず、旦那さんの前で号泣。
妊娠していたという事実、でも出産は無理だろうと告げられた今、そもそもあの先生はなんでこんな大事なことを半笑いで言ったのだろうという怒り、この先この妊娠を諦めたとしてまた赤ちゃんを授かることが出来るのかの不安、こんな身体で今全ての現状に旦那さんへの申し訳ないという気持ち。
色々な感情が追いつかずその後どう家に帰ってきたのか、その後どう過ごしたのかも覚えていませんでした。ただただショックな気持ちとお腹の赤ちゃんと旦那さんへの罪悪感に苛まれていました。
友人の助言
幸い、住んでいた場所が社宅だったため知り合いや友人ばかりの環境で心配した友達夫婦の奥さんが事情を聞きに来てくれました。
全ての事情を話した後、二人の子供を持つその友人は
「何その医者😡!!ふざけるな!人の命を母親の気持ちを何だと思ってるんだ!!」
と私以上に怒ってくれました。
そして産婦人科は一つではない。他の病院で診察して出産の可能性を見出してくれる産院を探そう!紹介もする!と自身が出産した産院を紹介してくれました。
幸い以前より股関節の症状は落ち着いていたので、緊張しながらも産院を受診したところ院長先生は
「産めるでしょ!全然大丈夫だよ〜この間も足が痛くて横向きで出産したお母さんもいるからね😄」
拍子抜けでした。あの診察は何だったのか…と怒りもまた込み上げかけたのですが、その時はただただ素直に妊娠を喜びました。これから生まれてくるであろう命を楽しみに出来ること、旦那さんと一緒に喜べる嬉しさや興奮を今でも思い出すことが出来ます。
そんなこんなの長男妊娠から今では4人の母となり、それぞれの大変な思いや幸せなことを記録として残します😊
子育て振り返りっていうか妊娠振り返りだった(笑)
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